投稿日:2021/12/24
更新日:2024/09/30
でんきの節約術
春や秋口など、快適な気候の時期以外は、ほとんどの方がエアコンを活用しているのではないでしょうか。
夏や冬は外気温の変化に伴い室温も大きく変化するため、心地良く過ごすためにはエアコンが欠かせません。
また、他の暖房器具、冷房器具と比べると、比較的すぐに室温を設定温度に近づけることができるため、どんなご家庭でも、1台はエアコンを導入している場合が多いはずです。
しかし、1年のうちほとんど稼働しているエアコンですから、当然、電気代が気になりますよね。
実際、エアコンの電気代はどのくらいなのでしょうか。効果的な節電方法があるなら、それも知っておきたいところ。
そこで今回の記事では、エアコンの電気代はどのくらいか、エアコンのつけっぱなしは電気代の節約になるのか、また、どういった対策を取ればエアコンの電気代の節約になるのかなど、エアコンの電気代にまつわる疑問を解決していきます。電気代を抑えながら効果的にエアコンを活用するための参考にしてみてください。
なお、本記事の情報は2024年9月時点での情報になります。最新の情報は各公式ページをご参考ください。
目次
まずは、エアコンの電気代を1時間当たり、1カ月当たり、1年間当たりに分け、それぞれ計算してみましょう。電気代は電力会社などによっても変わりますが、今回は新電気代目安単価「31円/kWh」で計算することにします。(※)
参考:公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会.「よくある質問 Q&A」.
https://www.eftc.or.jp/qa/# ,(2024-08-22).
エアコン1時間当たりの電気代は、以下の式で求められます。
1時間当たりの電気代=「消費電力(kW)」×「1kWh当たりの電気代単価」
例えば、エアコンの消費電力が800Wだったと仮定します。1000Wが1kWなので、800WをkWに換算すると、0.8kWであるため、1時間当たりの電気代は「0.8kW×31円/kWh=24.8円/h」となり、ここに1日にエアコンを使用した時間をかければ、1日当たりの電気代が算出できるはずです。例えば、1日にエアコンを6時間使用したとすると、「24.8円×6=148.8円」となります。
エアコンの1カ月当たりの電気代は、以下のように算出します。
1カ月当たりの電気代=「1時間当たりの電気代」×「1日の使用時間」×「1カ月の使用日数」
例えば、エアコンを1日6時間、1カ月に20日間使用した場合は、「24.8円/h×6h/日×20日/月=2,976円/月」と算出できるでしょう。
エアコンの1年間当たりの電気代を算出する場合は、以下の式を活用します。
1年間の電気代=「期間消費電力量」×「1kWh当たりの電気代」
期間消費電力量とは、家庭用エアコンの規格である「JIS C 9612(ルームエアコンディショナ)」に基づき、東京をモデルとした一定の条件下でエアコンが1年間に消費する電力の目安量のことです。期間消費電力量はエアコンの型により数値が異なりますが、日立のRAS-X22Kを例にして算出してみましょう。(※)
RAS-X22Kの期間消費電力量は555kWhであるため、「555kWh×31円=17,205円」ということになります。
参考:HITACHI.「ルームエアコン Xシリーズ」.
https://kadenfan.hitachi.co.jp/ra/lineup/xseries_k/ ,(2024-09-06)./
ただし、エアコンと一口に言っても、冷房・暖房・除湿の違いがあります。運転モードによって電気代は変わるのでしょうか。冷房と暖房、冷房と除湿を比較してみましょう。
冷房と暖房を比較した場合、暖房の方が電気代がかかります。その理由は、ずばり「設定温度」。
一般的にエアコンは、室内温度を設定温度に近づけようとして電力を消費するため、夏よりも室温を変化させなければいけないことが多い冬の方が電気代が高くなるという仕組みになります。
気温が真夏日(30℃)で、設定温度が28℃だった場合、外気温と設定温度の差は2℃となります。一方、気温が真冬日(0℃)で、設定温度が20℃だった場合、その差は20℃です。
この場合、冬の例の方が室内温度と設定温度に差があるため、電気代が高くなります。
冷房と除湿の仕組みは基本的に似ています。室内の空気を内部に取り込んで冷やし、空気に含まれる水分を部屋の外に排出した後で空気を部屋に戻します。
両者の違いは、目的です。冷房は室内を冷やすことを目的としており、除湿は室内の湿度を低下させることを目的としています。
冷房では室内の温度を下げるため、空気の温度が下がった際にできた結露水を室外に排出します。対して除湿では、空気に含まれる水分を集めて取り除き、再び空気を部屋に送り返して湿度を低下させます。
なお除湿にはさらに弱冷房除湿(ドライ)と再熱除湿の2種類があるので、違いを理解しておきましょう。一般的なエアコンに広く搭載されているのは弱冷房除湿で、再熱除湿の機能は一部のモデルにしか搭載されていません。それぞれの機能について、詳しく解説します。
弱冷房除湿は、一般的に使われている除湿機能です。エアコンの機種によっては、ドライと表示されている場合もあります。冷房と同じ仕組みで除湿を行うため、湿度だけでなく室温も低下するのが特徴です。通常よりも緩く冷房をかけている状態といえば、イメージしやすいでしょう。
弱冷房除湿は緩い冷房をかけている状態なので、元の室温によっては室内が冷え過ぎるかもしれません。冷房と比べると温度下降は緩やかですが、室内のジメジメした不快感だけを解消したい際など、時期や人によっては肌寒く感じる可能性があります。
再熱除湿は室内の温度を保ったまま湿度だけを低下させる方式で、一部のモデルのエアコンのみに搭載されています。取り込んだ空気を一度冷やすのは弱冷房除湿と同じですが、再び加熱してから空気を送り返すのが特徴です。
取り込んだ空気を再び加熱するため、冷房や弱冷房除湿のように室内の温度は下がりません。室温には影響がなく、湿度のみを効率的に下げられます。
そのため弱冷房除湿で肌寒さを感じるときなどにおすすめの除湿方式です。
冷房と除湿の電気代を比較すると、除湿の方が電気代がかかる場合と、そうでない場合があります。
弱冷房除湿であれば消費電力量が少ないため、冷房で室温を下げるよりも電気代が安くなるケースが多いです。暑さよりも湿度の高さが気になる時期には、冷房と弱冷房除湿を使い分けて電気代を抑えるのがおすすめです。
一方再熱除湿は、冷やした空気を再び加熱する工程が加わることで、他の機能よりも電気代が高くなります。冷房と併せて3つの機能を比較した場合、一般的に消費電力量が多いのは再熱除湿>冷房>弱冷房除湿の順です。つまり、冷房よりも再熱除湿の方が電気代がかかる傾向にあります。
それぞれ利用目的が異なるので、電気代の安さだけを理由に選ぶのではなく、室内の温度や湿度に合わせて、適切な機能を選ぶのが良いでしょう。
再熱除湿は空気を温めるのに余計な電気代がかかってしまうため、弱冷房除湿と再熱除湿の場合、弱冷房除湿のほうが電気代が安くなります。
では、弱冷房除湿と通常の冷房では、どちらの方が電気代が安くなるかというと、弱冷房除湿に軍配が上がるでしょう。
先ほどもお伝えしたように、弱冷房除湿は「微弱な冷房運転」であるため、通常の冷房運転よりも電気代が安くなるのです。
春や秋の電気代と夏場の電気代を比較して、料金の違いに驚いている方も多いのではないでしょうか。資源エネルギー庁の報告によると、夏の点灯時間帯(19時頃)の電気代の4割近くは、エアコンから発生しています。
多くの電化製品が稼働しているにもかかわらず、エアコンの電気代は他の電化製品の追従を許しません。電気代を抑えるためにエアコンの使用方法を見直しましょう。
参考:資源エネルギー庁.「夏季の省エネメニュー」P3.
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/media/data/2024_summer/setsudenmenu_katei02.pdf ,(2024-08-22).
夏場のエアコンについて解説しましたが、実は冷房よりも暖房の方が電気代がかかります。前述したとおり、エアコンは設定温度と室温に差があるほど消費電力量が増え、電気代も上がるためです。
環境省の「建築物環境衛生管理基準」では、室温を「17~28℃」の範囲に設定するように推奨されています。仮に夏場の外気温が35℃であったとします。エアコンの温度を推奨値の上限である28℃に設定すると、温度差は約7℃です。
一方冬場に外気温が0℃であった場合、推奨値の下限である17℃にあわせてエアコンを設定すると、温度差は17℃にもなります。冬場に氷点下になる地域も多く、実際はもっと温度差が開く可能性もあります。
冬の寒さが厳しい地域はエアコン以外の暖房器具も活用するのが良いでしょう。エアコンのみでは電気代が急激に増えてしまいます。
参考:厚生労働省.「建築物環境衛生管理基準について」.
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei10/ ,(2024-09-06).
「エアコンのつけっぱなしは電気代節約になる」という話を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際、エアコンのつけっぱなしは、条件によって電気代の節約になります。
例えば、外気温が35℃以上の猛暑日であれば、室温が上昇しやすいため、つけっぱなしがお得になる傾向があるのです。
これは、室温が高い時にエアコンの電源を入れると、部屋を急速に冷やすために多くのパワーが必要になるから。
外気温が35℃以上の猛暑日、外出のたびに小まめにエアコンを消していると、帰宅してオンにするたびに「強運転」になってしまい、消費電力が増えてしまうのです。
逆に、一旦室温が快適な状態になれば、あとは少ない消費電力でその室温をキープするだけであるため、少しの外出などであれば、つけっぱなしのほうがお得になります。
エアコンをつけっぱなしにするか否かは、外気温を確認したり、どのくらいの間外出するかを考えてから判断しましょう。
また、エアコンのつけっぱなしには、電気代をお得にできること以外にもメリットがあります。
エアコンを切って長時間外出したとしましょう。すると、帰宅したときに暑過ぎる・寒過ぎるといった不快感を抱くことも多いです。部屋の広さによっては、室温が快適になるまでに時間がかかることも。
その点、エアコンをつけっぱなしにしておけば常に室温が快適な状態であるため、帰宅時の不快感を軽減させることができます。
また、エアコンをつけっぱなしにすることによって、睡眠の質を整えられる可能性もあります。エアコンのつけっぱなしは、室温が常に快適な状態であるということ。就寝時に寝苦しかったり、寒くて寝つけなかったり…ということも起こりにくく、心地よく眠ることができるのも、エアコンをつけっぱなしにするメリットです。
消し忘れのストレスがなくなる点も、エアコンをつけっぱなしにするメリットでしょう。エアコンの電気代を節約したいと思えば思うほど、エアコンの稼働時間が気になってしまいがち。
しかし、先述の通り、つけっぱなしのほうがお得になる場合もある上、そもそもエアコンをつけっぱなしにしておく生活スタイルを取っていれば、エアコンの消し忘れをストレスに感じることもなくなるでしょう。
外気温によっては電気代を抑えられる他、快適に過ごせるといったメリットがあるエアコンのつけっぱなしですが、デメリットが生じる場合もあります。
例えばエアコンをつけっぱなしにして就寝した場合、エアコンの風によって翌朝喉がガラガラになってしまうこともあります。それだけではなく、夏場に設定温度を下げ過ぎると、夏風邪の原因にもなりかねません。エアコンをつけっぱなしにする場合、環境省が推奨する設定温度にして就寝するようにしましょう。
エアコン自体に高温部分はなく、付近のものが燃え出す、ということはありませんが、電化製品である以上、何らかの異常が生じて火災になることはあり得ます。例えば、コンセント周辺にホコリが多いと、しだいにホコリが炭化して発火する場合もあるのです。特に外出中は、事故初期の臭いや発煙に気づけないため、火災のリスクにつながりやすいことは否定できません。
日頃からコンセント周辺を清掃しておくと、火災のリスクもグッと減ります。
外気温と設定温度の関係を理解してエアコンを稼働させていたとしても、それだけでは節約に限界があります。どういった条件下でのつけっぱなしが効果的かなどをしっかりと把握した上で、プラスアルファで節約を促進させる行動を心がけましょう。
具体的には、以下でご紹介する10個の行動が挙げられます。
これまでもお伝えしてきましたが、設定温度を調整することは、今この瞬間から実行できるエアコン電気代の節約術です。エアコンの設定温度は、夏は28℃、冬は20℃を意識し、夏はこれよりも下げないよう、冬はこれよりも上げないように心がけましょう。ここまででお伝えしてきたように、外気温と設定温度に差があると、エアコンが要するパワーは増え、その分電気代がかかってしまいます。推奨温度ではどうしても不快感が拭えない場合は、他の電化製品を併用したり、厚着をしたりすることで解消する場合があります。
前項にて「推奨されている設定温度で節約をはかること」についてお伝えしましたが、それでは快適に過ごせないという場合は、扇風機を併用しましょう。
扇風機は風量を最小にした状態で2.7Wほど、風量最大で20Wほどです。(※)例えば、風量最大時の1時間の電気代を算出する場合は、「0.02kW×31円=0.62円」となり、風量最大でも電気代がかなり低いのがわかります。
夏場、設定温度を28℃にしたは良いものの、寝苦しい…という時は、扇風機を回せば暑さが和らぎますし、冬場、温かい空気が天井のほうへ行ってしまい寒い…という場合は、扇風機で空気を循環させると、快適に過ごせるはず!
参考:SHARP.「PJ-N3DS 仕様 / 寸法」.
https://jp.sharp/pci_fan/products/pj-n3ds/spec/ ,(2024-09-06).
エアコンを使う際、運転モードを自動にすると節約につながります。自動運転は手動で温度設定を行うよりも適切な室温にコントロールしてくれるため、節約効果に加えて快適さのアップにもつながるのです。昨今のエアコンはセンサー精度が向上しているため、自動運転での温度変化予測や調整機能がかなり進歩しています。「微風」や「弱風」で時間をかけて設定温度に近づけるよりも、自動運転で効率的に室温調整を行いましょう。
設定温度を下げたり上げたりするよりも、風量や風向きを調整する方が電気代はかかりません。例えば、冷たい空気は下にたまるため、夏場はエアコンの風向きを水平か上向きにすれば、冷たい空気が足元だけにたまるのを防ぎ、部屋の広範囲を冷やしてくれます。逆に冬場は、風向きを下向きにすれば、温かい空気が足元に行きやすくなり、快適に過ごすことができるようになるでしょう。
定期的に掃除をすることも、エアコンの電気代を抑えるための方法として挙げられます。具体的には、エアコンのフィルターを掃除すること。フィルターの目詰まりは、冷暖房の効果を弱める原因になります。フィルターがきれいな状態を保つだけで、消費電力を節約できます。
ちなみにフィルターの清掃頻度は、2週間に1回行うのが理想的。エアコン本体の電源がオフのときにフィルターを外し、表面に付いたホコリを掃除機で吸った後に水洗いをしてから、完全に乾くまで陰干しすれば、掃除は完了です。
それほど大きな手間はかからないため、定期的にフィルターの掃除を実施しましょう。
エアコンのフィルターだけではなく、室外機のまわりの環境も整えましょう。例えば、室外機の吹き出し口の前に物が置かれていると、暖房の場合は外気をうまく取り込めず、冷房の場合は排気の妨げになってしまうのです。特にベランダ付近に室外機があるご家庭の場合、植木鉢などが室外機の吸気・排気の邪魔になっていることがあるため、室外機周辺の状況を確認してみてください。
また、室外機にゴミやホコリが詰まっていると、エアコンの運転効率が落ちてしまうことも。室外機自体も定期的にチェックし、もし汚れがひどい場合は専門業者などに清掃を依頼すると、エアコンの効率的な運転が復活します。
エアコンの性能と部屋の広さが合っているか、という点も、電気代の節約にかかわってきます。例えば、エアコンが対応している部屋の広さが10畳で、実際、部屋は6畳だったとしましょう。この場合は部屋の広さに対してエアコンの性能が十分であるため、エアコンが無駄に出力せずに済みます。
ところが、その逆だった場合は、大きい部屋に対応していない性能のエアコンが部屋全体を設定温度に近づけようとパワーを発揮するため、多くの電力を消費してしまうのです。
エアコンを購入する場合は、部屋の畳数とエアコンの性能が比例しているかを確認しましょう。
基本的なことですが、カーテンを閉めるといった対応も、エアコンの電気代節約につながります。外気の影響で室温が高くなったり低くなったりすると、エアコンの再稼働によって温度調節が必要になってしまい、電気代がアップしてしまいかねません。
そこで、遮光や断熱を謳うカーテンを閉めることで、室温が外気温から受ける影響を少なくするのです。カーテンを閉めて室温の変化を最小限にすることができれば、エアコンがフルパワーで稼働する頻度を少なくすることができます。
こちらも初歩的な節電方法になりますが、意外と意識できていない方も多いのではないでしょうか。特に冬場は、室内だからといって薄着になりがちです。薄着でエアコンの設定温度を上げるより、厚着をしてエアコンの設定温度を推奨のものに設定する方が、当然、節電になります。
夏場も同様で、服装で体感温度を調節することで、エアコンの設定温度を必要以上に下げずに済む可能性があるでしょう。
比較的新しいエアコンは省エネモードなどの機能が備わっているため、節電につながりやすいですが、エアコンの買い替えは、本体の費用や工事費用がかかるため、ハードルが高いと感じる方も少なくはないでしょう。
そういったときは、契約している電力会社の切り替えを検討すると、節電につながる可能性が上がります。ご家庭によってエアコンの使用頻度は違いますが、例えば、たくさん使う方ほどお得になるプランなどを導入している電力会社もあるため、複数社を比較検討し、結果によっては切り替えを行うことも大事です。
エアコンを使用した際の電気代は、室温と設定温度の差で決まります。室温と設定温度の差が大きいほど、稼働に必要な消費電力量が大きくなるからです。
そのため、室温と設定温度の差が大きいときにエアコンを使用すると、電気代が高くなる傾向にあります。
例えば、室温が32℃の日にエアコンの設定温度を26℃にするとその差は6℃です。一方、室温が5℃の日に設定温度を22℃にした場合の差は17℃となります。
双方を比べると、17℃の差を埋めるためにエアコンを使う方が電気代は高くなります。また、お住まいの地域によって室温と設定温度の差は異なるので、外気温が低い地域ほど電気代が高くなりやすいと覚えておきましょう。
エアコンは、1年を通して欠かせないもの。使用頻度が高いのに、一例として挙げた扇風機などに比べると、電気代がかかってしまうのは事実です。そのため、定期的な掃除が必要であったり、窓からの日差しを遮ったりといった工夫が必要になってきます。
他にも、現在契約している電気代プランが最適かどうかを見直すことで、ご家庭の電気代の節約につながるでしょう。電気代プランを検討し直す際は、同じ電力会社の中でプランを比較するだけではなく、他の電力会社のプランも含めて見直しを行うことが重要です。
現在では、電力小売自由化により電力会社の選択肢も幅広くなっています。特に、電力小売自由化以降に登場した「新電力」と呼ばれる電力会社の電気代プランは、これまでのプランよりもお得になる傾向があるのです。
例えば、エアコンだけではなく、オール電化など、ご家庭内で使用する電気料がもともと多い場合は、電気を使うほどお得になる「超TERASELでんきプラン」がおすすめ。従来と同じ送配電網を使用するため、電気の品質や停電リスクが変わらない上、東京電力従量電灯Bを使用した場合と比べると、ひと月で250kWh使った場合は年間3,360円、500kWhであれば年間16,260円、700kWhなら年間27,900円お得になります。(※)
ご家庭の電気代が高いと感じているのであれば、「超TERASELでんきプラン」で実際にどのくらい電気代がお得になるのか、ぜひシミュレーションで確認してみてください。
参考:TERASELでんき.「料金プラン」.
https://www.terasel.jp/charge/ ,(2024-09-06).
出典:料金プラン|TERASELでんき|株式会社エネクスライフサービス
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