一人暮らしの電気代の平均はいくら? 季節別・地域別に解説

投稿日:2022/10/14

更新日:2026/01/28

でんきの比較

一人暮らしをする上で、家賃と同様に負担となりやすいのが電気代です。毎月の検針票を見て「他の人はどのくらい払っているのか」「もう少し安くならないのか」と感じている方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、一人暮らしの1カ月の電気代の平均や、電気代の内訳、電化製品別の電気代を節約する方法などについてご紹介します。電気代をなるべく抑えたい方は、ぜひ参考にしてください。

※本記事の内容は2025年7月時点の情報です

一人暮らしの1カ月の電気代の平均は?

一人暮らしの1カ月の電気代の平均は?

政府の統計データによると、2020~2024年の一人暮らしの1カ月の電気代の平均は以下の通りです。

一人暮らしの電気代の平均(/月)
2020年 5,791円
2021年 5,482円
2022年 6,808円
2023年 6,726円
2024年 6,756円
平均 6,313円

2020~2024年の5年間で考えると、一人暮らしの1カ月の電気代の平均は6,313円という計算になります。

一方で、2人家族や3人家族、4人家族の電気代の平均は以下の通りです。

電気代の平均(/月)
2人家族の場合 3人家族の場合 4人家族の場合
2020年 9,515円 10,932円 11,788円
2021年 9,183円 10,655円 11,376円
2022年 11,307円 13,157円 13,948円
2023年 10,940円 12,811円 13,532円
2024年 10,878円 12,651円 12,805円
平均 10,365円 12,041円 12,690円
一人当たりの電気代 5,182.3円 約4,013.73円 3,172.45円

複数人家族が居ると世帯当たりの電気代は高くなりますが、一人当たりの電気代は家族が多い方が安くなる傾向にあります。つまり一人暮らしの電気代は、2人以上の世帯と比べると割高になりやすいのです。

※参考:e-Stat 政府統計の総合窓口.「家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 001 用途分類(総数) 全国」.https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003000797 ,(参照2025-07-23).

※参考:e-Stat 政府統計の総合窓口.「家計調査 家計収支編 二人以上の世帯用途分類 004 用途分類(世帯人員別)」.https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0002070009 ,(参照2025-07-23).

【季節別】一人暮らしの電気代の平均は?

電気代は季節によっても変わります。季節別の一人暮らしの電気代の平均は、以下の通りです。

冬(1~3月期) 春(4~6月期) 夏(7~9月期) 秋(10~12月期)
2020年 6,535円 5,916円 5,330円 5,135円
2021年 6,641円 4,990円 5,131円 5,200円
2022年 7,749円 6,333円 6,418円 6,557円
2023年 9,340円 5,486円 5,842円 5,833円
2024年 7,150円 5,839円 6,771円 6,356円
平均 7,483円 5,713円 5,898円 5,816円

季節別で見ると、暖房を使う冬に電気代が高くなる傾向にあります。次に電気代が高くなるのは冷房を使う夏ですが、冬よりも電気代はかからないことが一般的です。

※参考:e-Stat 政府統計の総合窓口.「家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 001 用途分類(総数) 全国」.https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003000773 ,(参照2025-07-23).

夏より冬の方が電気代が高くなるのはなぜ?

冷暖房を使う夏と冬では、冬の方が電気代は高くなりやすいです。主な理由として、外気温と冷暖房の設定温度の差が、夏よりも冬の方が大きくなることが挙げられます。

例えば、外気温が5度の冬場に暖房の設定温度を25度にした場合、外気温と設定温度の差は20度です。一方、外気温が30度の夏場に冷房の設定温度を25度にした場合、外気温と設定温度の差は5度にとどまります。

エアコンは室内の温度を設定温度に近づけるときに、特に電力を消費する 電化製品です。そのため外気温と設定温度の差が大きい冬の方が、電気代が高くなるのです。

さらに冬は日照時間が短く、照明を使う時間が長くなります。また寒さの影響で在宅時間が長くなる傾向もあるため、電化製品の使用が増えやすいです。これらの理由から、冬は電気代が高くなる傾向にあります。

【地域別】一人暮らしの1カ月の電気代の平均は?

によっても電気代に違いがあります。ここからは、地域別に一人暮らしの1カ月の電気代の平均をご紹介します。

北海道・東北地方 関東地方 北陸・東海地方 近畿地方 中国・四国地方 九州・沖縄地方
2020年 6,463円 5,594円 5,956円 5,641円 6,186円 5,554円
2021年 6,218円 4,967円 5,699円 5,131円 6,593円 5,820円
2022年 6,900円 6,731円 7,109円 6,254円 7,449円 6,927円
2023年 8,103円 6,635円 7,252円 6,052円 7,394円 5,513円
2024年 7,500円 6,566円 6,794円 6,648円 7,437円 6,274円
平均 7,037円 6,099円 6,562円 5,945円 7,012円 6,018円

※参考:e-Stat 政府統計の総合窓口.「家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 003 用途分類(総数) 都市階級・地方」.https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003000798 ,(参照2025-07-23).

北海道・東北地方

北海道・東北地方の2020~2024年の5年間における、一人暮らしの1カ月の電気代の平均は以下の通りです。

一人暮らしの電気代の平均(/月)
2020年 6,463円
2021年 6,218円
2022年 6,900円
2023年 8,103円
2024年 7,500円
平均 7,037円

北海道・東北地方は寒冷地であるため、暖房器具による電気代が高くなりやすいという特徴があります。

関東地方

関東地方の2020~2024年の5年間における、一人暮らしの1カ月の電気代の平均は以下の通りです。

一人暮らしの電気代の平均(/月)
2020年 5,594円
2021年 4,967円
2022年 6,731円
2023年 6,635円
2024年 6,566円
平均 6,099円

関東地方の電気代は、先述した全国平均である6,313円に近い水準です。関東地方の平均気温は北側の地域よりは高く、南側の地域よりは低い傾向にあります。そのため電気の使用量や電気代は平均的な数値になりやすいのです。

北陸・東海地方

北陸・東海地方の2020~2024年の5年間における、一人暮らしの1カ月の電気代の平均は以下の通りです。

一人暮らしの電気代の平均(/月)
2020年 5,956円
2021年 5,699円
2022年 7,109円
2023年 7,252円
2024年 6,794円
平均 6,562円

北陸・東海地方の電気代は、全国平均である6,313円よりも少し高めです。特に北陸地方は降雪・低日照の地域でもあり、照明や電化製品の使用時間が長くなる傾向にあります。そのため、電気代も高くなりやすいのです。

近畿地方

近畿地方の2020~2024年の5年間における、一人暮らしの1カ月の電気代の平均は以下の通りです。

一人暮らしの電気代の平均(/月)
2020年 5,641円
2021年 5,131円
2022年 6,254円
2023年 6,052円
2024年 6,648円
平均 5,945円

近畿地方の電気代は、他の地域と比べると安いです。地域にもよりますが、近畿地方の冬は比較的温暖で、暖房器具の使用時間が短い傾向にあると考えられます。

※参考:国土交通省 気象庁.「近畿地方の平年の天候」.https://www.data.jma.go.jp/cpd/j_climate/kinki/main.html ,(参照2025-07-23).

中国・四国地方

中国・四国地方の2020~2024年の5年間における、一人暮らしの1カ月の電気代の平均は以下の通りです。

一人暮らしの電気代の平均(/月)
2020年 6,186円
2021年 6,593円
2022年 7,449円
2023年 7,394円
2024年 7,437円
平均 7,012円

中国・四国地方は、北海道・東北地方に次いで電気代が高い地域です。電気代が高くなりやすい背景には、中国電力や四国電力の料金設定が影響していると考えられます。中国電力と四国電力における、規制料金プラン(従量電灯A)の電力量料金単価は、以下の通りです。

電力会社 料金プラン 電力量料金(/1kWh)
中国電力 従量電灯A(第1段階:15kWhを超え120hWhまで) 32.75円
四国電力 従量電灯A(第1段階:11kWhを超え120kWhまで) 30.65円

一方で、例えば、関西電力の従量電灯Aの電力量料金単価(第1段階:15kWhを超え120kWhまで)は20.21円で、中国電力や四国電力と比べると安いことが分かります。結果、中国・四国地方は電気代の平均が高くなりやすいと考えられます。

※参考:中国電力.「従量電灯A」.https://www.energia-support.com/pricemenu/meter_a.html ,(参照2025-07-23).

※参考:四国電力.「従量電灯A」.https://www.yonden.co.jp/customer/price/plan/juryo_a.html ,(参照2025-07-23).

※参考:関西電力.「従量電灯A」.https://kepco.jp/ryokin/menu/dento_a/ ,(参照2025-07-23).

九州・沖縄地方

九州・沖縄地方の2020~2024年の5年間における、一人暮らしの1カ月の電気代の平均は以下の通りです。

一人暮らしの電気代の平均(/月)
2020年 5,554円
2021年 5,820円
2022年 6,927円
2023年 5,513円
2024年 6,274円
平均 6,018円

九州・沖縄地方は、近畿地方に次いで電気代が安いです。その理由として、九州・沖縄地方は比較的温暖な気候であり、暖房器具の使用時間が短くなりやすいことが考えられます。

電気代の内訳

電気代の内訳

そもそも毎月の電気代はどのように決まるのか、分からない方もいるでしょう。電気代は、以下の計算式で算出されます。

電気代 = 基本料金 + 電力量料金{電力量料金単価 × 使用電力量 ± 燃料費調整額(燃料費調整単価 × 使用電力量)} + 再生可能エネルギー発電促進賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 使用電力量)

それぞれの内訳について、詳しく解説します。

基本料金

基本料金とは、電気の使用量にかかわらず毎月かかる固定料金です。基本料金は、契約アンペアによって決まります。契約アンペアとは、簡単にいえば、家庭内で一度に使用できる電気の量のことです。一般的に契約アンペアが大きいほど、基本料金は高くなります。

ただし、基本料金を安くしたいからといって何も考えずに契約アンペアを抑えると、頻繁にブレーカーが落ちてしまうかもしれません。自身の電気の使い方に合わせて、契約アンペアを決めることが大切です。

なお、電力会社によっては契約アンペアにかかわらず、最低料金などの名称で一定の料金がかかるケースもあります。

電力量料金

電力量料金とは、使用した電気の量に応じてかかる料金です。電気を使えば使うほど、電力量料金は高くなります。

なお、電力量料金単価は一律ではなく、電力使用量に応じて3段階に分かれていることが多いです。例えば、東京電力エナジーパートナーの料金プラン・従量電灯Bの電力量料金単価は、以下の通り3段階に分かれています。

電力量料金単価(/kWh)
第1段階:最初の120kWhまで 29.80円
第2段階:120kWhを超え300kWhまで 36.40円
第3段階:300kWhを超過 40.49円

電力量料金単価は電力会社によって異なるので、詳細は各電力会社のWebサイトを確認しましょう。

なお、電力量料金には、燃料費調整額が上乗せされます。詳しくは次項でご紹介します。

※参考:東京電力エナジーパートナー株式会社.「従量電灯B・C」.https://www.tepco.co.jp/ep/private/plan/old01.html ,(参照2025-07-23).

燃料費調整額

燃料費調整額とは、発電に使用する燃料(原油やLNG、石炭など)の価格変動分を電気料金に反映させるものです。

あらかじめ設定された「基準燃料価格」と「実際の燃料価格」を比較し、実際の燃料価格が基準燃料価格よりも高い場合は、電力量料金に燃料費調整額が上乗せされます。反対に、実際の燃料価格が基準燃料価格よりも安い場合は、電力量料金から燃料費調整額分が差し引かれる仕組みです。

つまり、燃料価格が高騰すれば電気代も高くなり、燃料価格が下がれば電気代も安くなります。

※参考:経済産業省 資源エネルギー庁.「燃料費調整制度について」.https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/fee/fuel_cost_adjustment_001/ ,(参照2025-07-23).

再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)

再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)は、再生可能エネルギーで発電された電力を電力会社が買い取る際の費用をまかなうためのものです。太陽光や風力といった再生可能エネルギーの利用を促進するために、国が作った仕組みです。

この費用は、電気を使う全ての一般家庭や企業が支払わなければなりません。具体的な金額は、国が毎年定めている再生可能エネルギー発電促進賦課金単価に、電力使用量を掛け合わせて算出され

一人暮らしで電気代が高くなってしまうのはなぜ?

一人暮らしで電気代が高くなってしまうのはなぜ?

季節や地域の差はあるものの、一人暮らしの電気代が高くなりやすいのには理由があります。例えば、エアコンの温度設定が適切ではなかったり、一人暮らしだと損になる料金プランを選んでいたり、原因はさまざまです。

ここからは、一人暮らしの電気代が高くなりやすい理由を一つずつ解説します。

消費電力の大きい電化製品を使っている

消費電力の大きい電化製品を使用していると、電気代がかさんでしまいます。特にエアコンや冷蔵庫、テレビ、照明などは消費電力が大きいだけではなく、長時間使用することが多いので、電気代が高くなりやすいです。

一人暮らしでは、以下のように古い電化製品を使っているケースもあります。

  • 実家にあった電化製品をそのまま持ってきて使っている
  • マンションやアパートに元々備え付けられている電化製品を使っている

古いモデルの電化製品は、省エネ性能の進化した最近のモデルと比べて消費電力が大きい傾向にあります。無理なく節約したいなら、一度家にある電化製品の型番や製造年を確認してみましょう。古いモデルの場合は、新しいモデルに切り替えるだけで電気代を抑えられる可能性があります。

契約アンペアが必要以上に大きい

契約アンペアが大きければ大きいほど、同時に使用できる電化製品の数は増えます。ただし、必要以上に契約アンペアが大きいと、その分基本料金が高くなってしまいます。

一人暮らしでは、そもそも複数の電化製品を同時に使う機会が少ないかもしれません。電気代を抑えたい場合は、同時に使用する可能性のある電化製品を洗い出し、適切な契約アンペアを見極めて変更しましょう。

在宅時間(電気を使う時間)が長い

電気代が高くなる理由の一つに、在宅時間の長さが挙げられます。例えば、勤務先がテレワークを推奨していたり、独学での勉強に打ち込んでいたりすると、家にいる時間が長くなりがちです。

在宅時間の長さに加えて、以下に当てはまる方は電気の使用量が増えやすく電気代も高くなる傾向にあります。

  • 在宅中、照明やエアコン、パソコン、加湿器などを長時間使用している
  • コーヒーメーカーやマッサージ器、アロマディフューザーといった、自宅で快適に過ごすための電化製品を頻繁に使っている

電気を使う時間を少しでも減らすには、日頃から電化製品の使い方を見直すことが大切です。

電力会社や料金プランが合っていない

ここまでご紹介した内容を改善しても電気代が高くなってしまう場合、契約している電力会社や料金プランが、生活スタイルに合っていない可能性があります。

電力会社ごとに、家にいることが多い方向けのプランや電力使用量が少ない方向けのプランなど、さまざまな料金プランが提供されています。一人暮らしで電力会社や料金プランを自由に変更できる状況であれば、一度見直しや切り替えを検討してみましょう。

ただし、住んでいるマンションやアパートによっては、自由に電力会社や料金プランを変更できないこともあります。事前に管理会社や大家さんに確認を取っておきましょう。

【電化製品別】電気代を節約する方法

ここからは、電化製品別に電気代を節約する方法をご紹介します。一人暮らしでよく使う電化製品を中心に、無理なく実践できるポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてください。

エアコン

エアコンの電気代を節約する方法

エアコンは長時間使用することが多く、消費電力も大きい電化製品です。使い方を工夫するだけで消費電力を大きく抑えられるので、以下に挙げるポイントを押さえておきましょう。

節約方法 詳細
適切な室内温度にする ●  設定温度と外気温の差が大きいほど、エアコンの消費電力も大きくなり電気代が高くなりやすい
●  エアコンの設定温度を1度でも外気温に近づけた場合、冷房時は約13%、暖房時は約10%、消費電力が削減されるといわれている
部屋の広さに適したエアコンを選ぶ ●  エアコンの適用畳数を確認し、部屋の広さに適したものを選ぶ
●  広い部屋向けのエアコンを狭い部屋で使うと、無駄な電力を消費してしまう可能性がある
頻繁にスイッチを切り替えない ●  短時間の外出の場合、エアコンのスイッチをオフにしない方がよいケースがある
●  エアコンを切ると室温が外気温に近づき、次に稼働する際には設定温度と室温の差が大きくなるため、電力を消費する
●  つけっ放しにしていれば、設定温度と室温の差が小さい状態を維持できるので少ない電力で稼働できる
自動運転モードを使う ●  エアコンには、自動運転・弱・中・強というモードがあるものが多い
●  自動運転モードを使うと、効率的に室温を設定温度に近づけられる
●  結果、無駄な電力消費がなくなり、節約につながる
除湿を使い分ける ●  部屋の湿度だけが気になる場合は、冷房ではなく除湿を使うのがおすすめ
●  湿度の他に暑さも気になる場合は、冷房を使用した方が効率的に部屋を涼しく快適にできる
扇風機・サーキュレーターを併用する ●  暖かい空気は上にたまり、冷たい空気は下にたまる性質がある
●  同じ部屋でも天井付近と足元では、温度のムラが発生しやすい
●  温度のムラがあると暑さや寒さを感じやすく、エアコンの設定温度をより低く・より高く調整してしまいがち
●  扇風機やサーキュレーターを使えば、室内の空気がかき混ぜられ、温度のムラを防ぎやすい
定期的にフィルターを掃除する ●  エアコン内部にあるフィルターが目詰まりすると、空気を吸い込む量が減ってしまい、室内を涼しくするのに時間がかかる
●  毎日エアコンを使用している場合は、2週間に1回を目安にフィルターを掃除するのが理想的
室外機周辺を整理する ●  室外機の周辺に物が置かれていると、エアコンの排気を妨げる原因になり、冷暖房効率が低下してしまう
●  周囲に物がない場所に室外機を移動させるのも一つの方法
室外機に直射日光が当たらないようにする ●  室外機が熱を持ってしまうと、効率的に放熱できなくなる
●  日陰に設置したり日除けを使ったりして、直射日光が室外機に当たらないようにする
長期間使わない場合はプラグを抜く ●  コンセントにプラグを差した状態だと、待機電力が発生する
●  エアコンを使っていない場合でも、電気代がわずかにかかってしまう
●  春や秋などエアコンを一定期間使わない場合は、プラグを抜いておくのがおすすめ

※参考:環境省.「エアコンの使い方について」 .

https://www.env.go.jp/earth/ondanka/kateico2tokei/energy/detail/06/ ,(参照2025-07-23).

冷蔵庫

冷蔵庫の電気代を節約する方法

冷蔵庫は基本的に24時間稼働し続けるため、電気代がかさみやすい電化製品です。少しの工夫で節約できる可能性があるため、以下に挙げるポイントを押さえておきましょう。

節約方法 詳細
壁から少し離して設置する ●  冷蔵庫には外部に放熱する機能がある
●  冷蔵庫と壁との距離が近いと、効率的に放熱できなくなり無駄な電力を消費してしまう
●  壁から少し距離を離して、冷蔵庫を設置するのがおすすめ
●  どの程度距離を離すべきかは、取扱説明書を確認する
冷蔵庫の上に物を置かない ●  冷蔵庫の上に物がある場合も、効率的に放熱されなくなる
●  棚やラック、かごなどを用意して、別の場所に物を収納する
庫内の設定温度を調整する ●  庫内の温度は、弱・中・強というモードで調整できるケースが多い
●  外気温にもよるが、弱や中でも問題なく食品を冷やせる場合もある
●  冬の場合は弱もしくは中に、夏の場合は中もしくは強に設定するのがおすすめ
熱いものは冷ましてから保存 ●  熱いものを冷蔵庫に入れると、庫内の温度が上昇してしまう
●  庫内の温度を下げるために、消費電力がかかってしまう
●  調理したばかりのものや温かいものは、常温まで冷ましてから冷蔵庫に入れるようにする
食品を詰め込み過ぎない ●  冷蔵庫に食品を詰め込み過ぎると、庫内の冷気が循環せず、温度を均一に保てなくなる可能性がある
●  週に1回、冷蔵庫の中を整理するのがおすすめ
冷凍庫には隙間なく食品を詰め込む ●  冷凍庫の場合、冷蔵庫と違い、食品を隙間なく詰め込んだ方が効率的に冷やすことができる
ドアの開閉を素早く行う ●  冷蔵庫のドアを開けている時間が長いと、その分冷気が逃げて庫内の温度が上がってしまう
●  温度が上がった分、庫内を冷やすために電力を消費して、電気代が高くなりやすい
●  食品を冷蔵庫のどこに入れるのか決めておけば、探す手間がかからないため、素早く開閉を行える
定期的にメンテナンスや掃除をする ●  冷蔵庫のドアパッキンが劣化していると、庫内の冷気が逃げやすい
●  ドアパッキンに傷が付いていたり、劣化していたりしないか、定期的に確認をしてメンテナンスする
●  冷蔵庫の背面や上部などにある放熱部分は、ホコリがたまりやすいので、半年~1年に1回、掃除をするのがおすすめ

テレビ

テレビは一度電源を入れると、つけっ放しになりがちな電化製品です。使い方や意識を変えるだけで電気代を抑えられる可能性があります。

節約方法 詳細
画面の明るさを調整する ●  部屋の明るさに合わせて、画面の明るさを調整するだけでも電気代の節約が可能
●  暗い部屋でテレビを見るときは、目にも負担がかかるので明るさを下げるのがおすすめ
適切な音量に設定する ●  音量を大きくしてテレビを見ている場合、適切な音量に下げると節約できる
見たい番組がないときはテレビの電源を切る ●  在宅中、見たい番組がないときはテレビの電源を切っておく
●  50V型のテレビの場合、1日1時間視聴時間を削減するだけで、年間で約895円の節約になる
省エネ・節電機能を活用する ●  テレビには、省エネ・節電機能が搭載されているケースが多い
●  画面の明るさが自動で調整されたり、一定時間操作がないと電源がオフになったりするため、無理なく電気代を抑えられる
定期的に掃除をする ●  画面にホコリが付くと、画面が暗くなったり見えにくくなったりする
●  ホコリが付いたまま視聴する場合、画面を明るく設定する必要があり、その分電力を消費し電気代がかかってしまう
●  1週間に1回を目安に、ホコリや汚れを拭き取る

※参考:経済産業省 資源エネルギー庁 省エネポータルサイト.「無理のない省エネ節約」 .

https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/howto/entertainment/index.html ,(参照2025-07-23).

照明

照明は使用時間が長いため、電気代がかかりやすいものの一つです。ここでは、照明の電気代を抑えるためのポイントをご紹介します。

節約方法 詳細
LEDに交換する ●  白熱灯の照明を使っている場合、LEDに切り替えるだけで電気代が節約できる
明るさ調整機能を活用する ●  照明の明るさを自動調整する機能が搭載されている場合、活用するだけで電気代を抑えられる
人感センサーを利用する ●  人感センサーが搭載されている照明の場合、自動で人の存在を感知する
●  廊下や玄関で人が居ないと自動で明かりが消えるので、消し忘れを防ぐことができ、節約になる
小まめに掃除をする ●  定期的に掃除をしないと、ホコリや汚れが付着して明るさが弱まり、つい照度を上げてしまいがち
●  結果、電気代が高くなりやすい
●  小まめに掃除をするのがおすすめ

電子レンジ

電子レンジは一人暮らしの強い味方ですが、使い方によっては無駄な電力を消費してしまうこともあります。電子レンジを使用する際の主な節約方法は、以下の通りです。

節約方法 詳細
食品を詰め込み過ぎない ●  複数の食品を一度に温める場合、詰め込み過ぎずに間隔を保って入れる
●  食品ごとに間隔を開けることで、それぞれの食品に熱が均等に伝わりやすくなり、温め直しの回数を減らせる
適切な場所に食品を置く ●  ターンテーブルがあるタイプとないタイプで、食品を置く場所が異なる
●  ターンテーブルがある電子レンジの場合、庫内の中央から少しずらした場所に食品を置く、複数の食品を温めるときは、ドーナツ状に置くのがおすすめ
●  ターンテーブルがない電子レンジの場合、電子レンジの中央に食品を置く
液体を温める際は途中で取り出しかき混ぜる ●  液体は一気に温めようとせず、途中で電子レンジから取り出し、かき混ぜてから再度温める
●  加熱ムラを防ぐことができ、効率的に温められる
●  結果、温め直しの頻度が少なくなり、電気代を抑えられる
温める食品の大きさや厚さをそろえる ●  食材の大きさや厚さをそろえてから温めると、加熱ムラを防げる
小まめに掃除をする ●  庫内に汚れが付着していると、その汚れにも電波が反応し、加熱効率が下がってしまう
●  庫内は、水でぬらした後に固く絞った布巾などで汚れを拭き取る
●  ターンテーブルはスポンジを使って掃除する

オーブントースター

オーブントースターは1回の使用時間こそ短いものの、瞬間的に大きな電力を消費する電化製品です。使い方を工夫することで無駄な電力消費を抑えられ、節約につながります。

節約方法 詳細
まとめて調理する ●  オーブントースターを使うときは、なるべく一度でまとめて調理をすると電気代が抑えられる
●  例えば、左側にはトースト、右側には玉ねぎやアスパラなどを置いて調理をすれば、1回の使用で済む
使用中、頻繁に扉を開けない ●  使用中、頻繁に扉を開けると、その分庫内の熱が逃げてしまい、余分な電力を消費する
●  焼き上がるまで、なるべく扉を開けないようにする
必要以上に予熱をしない ●  必要以上に時間をかけて予熱をすると、その分電気代がかかってしまう
●  食品ごとに適した予熱時間が異なるため、取扱説明書などを確認する
省エネ機能付きオーブントースターに買い替える ●  オーブントースターの中には、通常よりも消費電力を抑えられる省エネ機能が搭載されているものがある
●  電気代の節約のために、買い替えるのも一つの方法

電気ケトル

電気ケトルを使用すれば短時間でお湯を沸かせますが、消費電力が大きく、使い方によっては電気代が高くなりやすいです。主な節約方法をご紹介します。

節約方法 詳細
必要な分だけお湯を沸かす ●  沸かすお湯の量が多いほど電気代がかかるため、必要な分だけ沸かすようにする
定期的に掃除をする ●  使い続けていくうちに、電気ケトルの内部に水垢がたまる
●  水垢がたまると、効率的にお湯を沸かせず、余計な消費電力がかかってしまう
●  1カ月に1回程度、水と酢を1:1の割合で混ぜたものを電気ケトルに入れて沸騰させ、30分~1時間放置。その後水ですすぐことで掃除できる

掃除機

掃除機は使用時間こそ限られていますが、機種によっては多くの電力を消費するものもあります。掃除機を使用する際の節約方法は、以下の通りです。

節約方法 詳細
掃除機をかける前に部屋を片付ける ●  掃除機をかけている途中で、部屋に散らばっている物を片付けていると、その分の電気代が無駄になってしまう
●  掃除機をかける前に、邪魔になりそうなものを片付けておくのがおすすめ
掃除機以外のアイテムを併用する ●  フローリング用ワイパーや、ほうき、カーペット用の粘着クリーナーといった、掃除機以外のアイテムを併用する
●  掃除機をかける時間が短くなり、電気代を節約可能
モードを使い分ける ●  掃除機には、弱・中・強といったモードが備わっているケースが多い
●  常に強モードで掃除機をかけるのではなく、場所ごとに適したモードにする
●  フローリングや畳の場合、弱モードでも十分掃除できる可能性がある
電源のオン・オフの回数を減らす ●  掃除機は電源を入れた瞬間に、特に電力を消費する
●  何度も電源を入れると、電気代がかさみやすい
●  電源を入れたら、なるべく電源を切らずに掃除を完了させる
掃除機をゆっくりと動かす ●  掃除機を素早く前後に動かすと、ごみやホコリを十分に吸引できない可能性がある
●  数秒かけて1往復するくらいのスピードで掃除機を動かすのがおすすめ
小まめにごみを捨てる ●  掃除機の中にごみがたまっていると吸引力が下がりやすく、無駄な電力を消費してしまう
●  ごみがたまってきたら、小まめに捨てる

浴室乾燥機

浴室乾燥機を使用すれば、雨天時でも洗濯物を乾かせます。しかし使用時間が長くなり、電気代がかさんでしまいやすいです。効率的な使い方をすれば、無駄な電力消費がなくなり、節約になるでしょう。

節約方法 詳細
浴室内の水滴を事前に拭き取っておく ●  事前に水滴を拭き取っておけば、効率的に浴室乾燥が進む
●  乾燥時間が短くなるため、節約可能
サーキュレーターを併用する ●  浴室乾燥機を使用する際に、サーキュレーターで空気を循環させると、効率的に乾燥が進む
衣類乾燥は外干しや室内干しの仕上げとして使う ●  外干しや室内干しである程度乾かした後に、仕上げとして短時間浴室乾燥を使えば、節約につながる
定期的にフィルターを掃除する ●  浴室乾燥機のフィルターにホコリやごみがたまってしまうと、効率的に乾燥できなくなる
●  余計な電力を消費してしまい、電気代がかさむ原因になる
●  月に1回程度、掃除機などでフィルターのホコリやごみを吸い取り、水洗いする

ドライヤー

ドライヤーは1回の使用時間は短いものの、消費電力が高い電化製品です。節約するためには、髪の乾かし方や使い方を工夫しましょう。

節約方法 詳細
しっかりタオルドライをする ●  ドライヤーを使う前に、タオルで髪の毛の水分を拭き取っておく
●  ドライヤーの使用時間を短縮でき、節約につながる
タオルを被って温風を当てる ●  ドライヤーを使用する際には、頭にタオルを被って温風を当てる
●  ドライヤーの風が逃げにくくなる上に、タオルが吸水してくれるので、効率的に髪の毛を乾かせる
乾燥した部屋で乾かす ●  浴室や洗面所でドライヤーを使うと、浴室の蒸気によって髪の毛が乾きにくくなる
●  浴室や洗面所以外の部屋で髪の毛を乾かせば、ドライヤーの使用時間を短くできる
冷風モードを使用する ●  ある程度髪の毛が乾いたら、冷風モードを使用する
●  冷風モードは比較的消費電力が少ないため、節約できる可能性がある

アイロン

アイロンは高温の状態が続くため、多くの電力を消費する電化製品です。使用頻度は高くないかもしれませんが、使い方によって電気代を抑えられる可能性があります。

節約方法 詳細
まとめてアイロンをかける ●  アイロンを温める際に特に電力を消費する
●  なるべくまとめてアイロンをかけることで、アイロンを温める回数を削減できる
●  結果、消費電力を抑えられ、節約につながる
温度調節機能を活用する ●  アイロンには、温度を調整できる機能が搭載されていることが多い
●  シワを伸ばしやすいアクリルやポリウレタンといった素材の服にアイロンをかける場合は低温に、シワが伸びにくい綿や麻の服にアイロンをかける場合は高温にする
●  衣類の素材を確認した上で温度調整機能を活用すれば、効率的にシワを伸ばせる他、電気代の節約につながる
洗濯時のシワを極力減らす ●  シワの多い衣服の場合、どうしてもアイロンがけに時間がかかってしまうため、その分電気代もかさみやすい
●  なるべくシワをなくすように、洗濯をする際に脱水時間を短くするのも一つの方法
●  さらに、洗濯の際にできたシワは伸ばしてから干すようにする
アルミコーティングのアイロン台を使う ●  熱伝導率の高いアルミでコーティングされたアイロン台を使えば、効率的にアイロンがけが可能

一人暮らしで電気代を抑えたいなら電力会社の切り替えがおすすめ

ここまでお伝えした電気代の節約方法を試しつつ、さらに電気代を抑えたいなら、電力会社を切り替えるのも一つの方法です。電力会社を切り替えることで、料金単価が下がったり特典が付いたりしてお得になる可能性があります。

ダイレクトに電気代の節約ができる

電力会社によって、基本料金や電力量料金単価は異なります。現在契約している電力会社の料金プランと他社の料金プランを比較検討し、よりお得になるものを選ぶことで、電気代の節約が可能です。

豊富な料金プランの中から自分のライフスタイルに合った料金プランを選べば、無理なくダイレクトに電気代を抑えられるでしょう。

お得な特典が付く可能性がある

電力会社によっては、セット割引やポイント還元といったお得な特典が付く場合があります。特典の有無や内容は電力会社ごとに異なるため、契約前にしっかり確認することが大切です。

料金だけではなく特典も含めて比較検討することで、よりお得に電気を利用できる可能性があります。

まとめ

一人暮らしの1カ月の電気代の平均は、6,313円です。ただし、この金額はあくまでも平均で、季節や地域、使用する電化製品、生活スタイルなどによっても大きく変わります。

日頃からよく使う電化製品の使い方を見直すことで、無理なく電気代を節約できるでしょう。さらに、自身のライフスタイルに合った電力会社や料金プランへ切り替えれば、基本料金や電力量料金を抑えられる可能性があります。

電力会社の切り替えを検討している方には、エネクスライフサービスが提供する「TERASELでんき」がおすすめです。TERASELでんきでは、電力使用量が少ない方や多い方、電気の使い方を工夫できる方など、さまざまな方へ向けた複数の料金プランをご用意しています。

さらに毎月の電気代に応じて楽天ポイントがもらえる他、契約時にPayPayポイントやAmazonギフトカード、Apple Gift Cardなどの中からお好きな特典を1つ選択可能です。

なお、TERASELでんきのWebサイト上では、契約中の電力会社からTERASELでんきに切り替えた場合に、どのくらい電気代が安くなるのかをシミュレーションできます。電気代を少しでも抑えたい方は、お気軽にお試しください。

この記事を書いた人

野中 康平
野中 康平マーケティング室 室長
大学在学中、発展途上国でのボランティア活動がきっかけで
伊藤忠エネクスに入社。
入社後は一貫して電力ビジネスに携わり、電力ビジネス領域における大規模システム構築を実現。
電力のスペシャリストとして電力ビジネスの拡大に尽力している。
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この記事を書いた人

野中 康平
野中 康平マーケティング室 室長
大学在学中、発展途上国でのボランティア活動がきっかけで
伊藤忠エネクスに入社。
入社後は一貫して電力ビジネスに携わり、電力ビジネス領域における大規模システム構築を実現。
電力のスペシャリストとして電力ビジネスの拡大に尽力している。

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