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今すぐエアコンの電気代を節約する方法は?注意点も合わせて解説

投稿日:2022/01/20

更新日:2022/01/31

でんきの節約術




エアコンを頻繁に使うと電気料金がかさみがちです。中でも夏場・冬場のエアコンの電気料金に悩まされる方は多いのではないでしょうか。
節約のために巧く活用したい「除湿」や「自動運転モード」。
フィルターや室外機のメンテナンスも実施し、お特にエアコンを使いましょう。

この記事ではエアコンの電気料金を節約したい方に向け、節約方法の詳細を解説します。日常的な心がけでできる節約方法から、エアコンの買い替え、電力会社の見直しの必要性までご紹介します。

なお、本記事の情報は2021年9月時点での情報になります。
最新の情報は各公式ページをご参考ください。

この記事を書いた人

野中 康平マーケティング室 室長
大学在学中、発展途上国でのボランティア活動がきっかけで
伊藤忠エネクスに入社。
入社後は一貫して電力ビジネスに携わり、電力ビジネス領域における大規模システム構築を実現。
電力のスペシャリストとして電力ビジネスの拡大に尽力している。

エアコンの電気代について知ろう

夏場の電気料金の約6割はエアコンに起因します。エアコンの電気料金を節約するために、まず電気料金の仕組みについて解説していきます。

エアコンは室温を設定温度に調整する際に多くの電力を消費するため、短時間であればエアコンを消さない方が節約できます。エアコンを切ってしまうと室温は変化するため、ふたたび快適な室温に戻すために再度電力を消費しなければならないのです。少し留守にするくらいであれば、エアコンを稼働させたままにしておきましょう。

夏の電気代の6割がエアコン

春や秋の電気料金と夏場の電気料金を比較して、料金の違いに驚く方も多いのではないでしょうか。平成27年の経済産業省の報告によると、夏の昼間には、電気料金の約6割がエアコンから発生しています。特に、外気温が高い13~16時頃に、エアコンは活発に使われます。

多くの電化製品が稼働しているにもかかわらず、エアコンの電気料金は他の電化製品の追従を許しません。電気料金を抑えるためにエアコンの使用方法を見直しましょう。

参考:夏季の節電メニュー(ご家庭の皆様)東北・東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州│経済産業省

設定温度と差があるほど電力を消費する

エアコンは設定温度と室内の温度差が大きくなるほど消費電力量が増えます。なお消費電力量が増えるにともない、電気料金がかさむことも理解しておきましょう。夏にエアコンの電気料金がかさむ理由は消費電力量が増えるためです。

エアコンについて消費電力(kW)と消費電力量(kWh)の関係について整理しましょう。例えば消費電力0.8kWのエアコンを1日あたり5時間稼働させると、1日の消費電力量は4kWhと算出されます。

設定温度と室内の温度差が大きいほど、設定温度まで冷却する時間が伸び、消費電力が増えます。フルパワーで稼働させると速やかに温度を調整できますが、一時的に高い消費電力で稼働するためにやはり消費電力量は増えます。

夏はエアコンを付けっぱなしにした方が節約できる

夏はエアコンを付けっぱなしにした方が節約できる場合があります。快適な室温に保たれていても、エアコンを消したとたんに室内の温度はみるみる上昇します。いったん上昇した室温をふたたび設定温度まで下げるには、大量の電力を消耗します。

短時間の外出であればエアコンを付けっぱなしにした方が電気料金を節約できます。ただし24時間付けっぱなしにすると、電力を浪費する可能性があるため気をつけましょう。

朝晩の涼しい時間帯には外気温と室内の温度がかわらない場合があります。それほど暑くなければ一旦エアコンを消しましょう。また外気温との差が少ない春と秋も、必要なときだけエアコンを稼働させた方がお得です。時間帯や季節に応じてエアコンの稼働方法を見直して節約しましょう。

冷房より暖房の方が電気代がかかる

これまで夏場のエアコンについて解説していましたが、実は冷房よりも暖房の方が電気料金がかかります。前述したとおり、エアコンは設定温度と室温に差があるほど消費電力量が増え、電気料金も上がるためです。

環境省の「建築物環境衛生管理基準」では、室温を「17~28℃」の範囲に設定するように推奨されています。仮に夏場の外気温が35℃であったとします。エアコンの温度を推奨値の上限である28℃に設定すると、温度差は約7℃です。

一方冬場に外気温が0℃であった場合、推奨値の下限である17℃にあわせてエアコンを設定すると、温度差は17℃にもなります。冬場に氷点下になる地域も多く、実際はもっと温度差が開く可能性もあります。

冬の寒さが厳しい地域は、電気カーペットやこたつなど、エアコン以外の暖房器具も活用するのが良いでしょう。エアコンのみでは電気料金が急激に増えてしまいます。

参考:2 空気環境の調整│厚生労働省

エアコンのモード設定で電気代は変わる?

エアコンのモードには冷房と暖房以外に、送風や除湿などのモードも用意されています。送風は風を循環させる機能です。電気料金が割安な代わりに、冷暖房効果はあまり期待できません。

除湿は基本的に冷房よりも電気料金がお得です。ただし「再熱除湿」を選んでしまうと冷房よりも電気料金が高くついてしまうため、事前に家庭のエアコンのモードを確認しましょう。それぞれのモードをうまく使いわけると快適に過ごせます。

「冷房」より「除湿」が安い

除湿モードは冷房よりも電気料金を抑えられます。ただし除湿モードを使っても、室温はそれほど変わりません。

除湿モードのエアコンは水分を多く含んだ温かな空気を吸い込み、エアコン内で急冷して水分と空気を分離します。水分は排水管を伝って屋外へと排出されますが、冷えた空気はそのまま室内に戻されます。

このように除湿モードはあくまでも除湿がメインですが、湿度が下がると体感温度は低く感じるため快適に過ごせる可能性があります。冷房と除湿を使いわけて節電に活かしましょう。

「再熱除湿」は「冷房」よりも高くつく

エアコンの機種により除湿モードは異なります。主な除湿モードは「再熱除湿」と「弱冷房除湿」の2つです。

再熱除湿でエアコンを稼働させてしまうと、冷房よりも電気料金が高くつくため気を付ける必要があります。家庭で使っているエアコンの除湿モードを確認して、電気料金がお得になるモードで運転させましょう。

再熱除湿とは室温をキープしつつ湿気を取る機能です。湿気を取る過程で冷やした空気を再熱するため、余計に電力を消費してしまいます。しかも部屋は涼しくなりません。

梅雨のように肌寒いジメジメした時期には再熱除湿がおすすめです。一方夏場のように積極的に室温を下げたい時期には、冷房や弱冷房除湿を選びましょう。

今すぐエアコンの電気代を節約する4つの方法

日頃の心がけ次第でエアコンの電気料金は節約できます。以下の行動を意識しましょう。

  • 自動運転モードに切り替える
  • 30分程の外出時はエアコンを付けっぱなしにする
  • 設定温度を外気温に近づける
  • サーキュレーターや扇風機を利用する

「自動運転モード」は早急に室内温度を設定温度まで調整して、あとは送風や除湿など電気料金がかからない方法で運転してくれます。

自動運転モードでエアコンを付けっぱなしにすると手間なく節電可能です。また設定温度が外気温に近ければ、エアコンを活発に動かさずに済みます。

エアコンの冷暖房効率を高めるためには、扇風機やサーキュレーターの活用もおすすめです。

自動運転モードに切り替える

まずは自動運転モードを活用しましょう。自動運転モードとは設定した温度にまで室温を急速に調整し、そのあとは送風や除湿などに切り替えて室内温度をキープするシステムです。

自動運転モードを選ぶと無駄な電気料金がかからないように、エアコンが自動的に運転方法を切り替えてくれます。人間が操作するよりも節電効果が高く、頻繁にモードを切り替える手間もいりません。

また冷房や除湿モードに設定すると、いつのまにか冷えすぎる場合もあるでしょう。その点自動運転ならば放っておいても気持ちのよい環境をキープできます。

仮に自動運転モードがうまく働かない場合は、内蔵されているセンサーの機能が原因かもしれません。近年のエアコンは技術の進歩により高性能なセンサーを搭載しています。特にAIを搭載したセンサーは、過去の運転状況や室内の人数、壁や床の温度などを総合的に判断します。自動運転モードで快適に過ごせない場合はエアコンの製造年を確認してみましょう。

30分程の外出時はエアコンを付けっぱなしにする

暑さや寒さが厳しい季節には長時間の外出は億劫かもしれません。30分程度の外出であれば、エアコンを付けっぱなしにした方がお得な場合があります。

エアコンのオンオフと節電の関係は季節・外出の長さ・外出の時間帯に左右されます。外出時間が長いほど、エアコンの立ち上げに要する電力よりも、エアコンを消すことで節電される電力が上回るためです。

ダイキン工業株式会社は夏場と冬場を想定し、エアコンのオンオフと節電の関係について検証しています。夏場は「9~18時ならば35分、18~21時ならば18分」以内の外出ならば、エアコンを付けっぱなしにした方が節電可能です。一方冬場は時間帯によらず、30分ほどの外出ならエアコンを付けっぱなしにした方が節電できます。

30分というと買い物に出かける、忘れ物を届ける、子どもを保育所や習い事に送迎するなどの行動が挙げられます。季節や外出する時間を意識して、エアコンのオンオフを検討しましょう。

参考:日中は35分まで、夜は18分までの外出なら「つけっぱなし」がおトク。│ダイキン工業株式会社

参考:mission5-2 冬のエアコンつけっぱなし検証!│ダイキン工業株式会社

設定温度を外気温に近づける

設定温度を外気温に近づけると、エアコン立ち上げ時の消費電力量を減らせるため、電気料金を節約できます。また外気温と室内温度に差がありすぎると、自律神経の乱れが懸念されます。健康へ配慮するためにも、設定温度を外気温に近づけてみてはいかがでしょうか。

気候が穏やかな春と秋は、設定温度を外気温に近づけても衣服の調整で乗り切れます。ただし夏場・冬場は設定温度を外気温に近づけると過ごしにくいかもしれません。季節によらず快適に過ごすためには、エアコン以外のグッズも活用しましょう。特に以降で紹介するサーキュレーターや扇風機の利用がおすすめです。またエアコンの設定温度が同じでも、風量や風向きを調整すると、電気料金を節約しつつ室温を調整できます。

サーキュレーターや扇風機を利用する

サーキュレーターや扇風機はエアコンよりも風量が強く、室内の空気を勢いよく循環させます。風向きを調整すると、エアコンが効きにくいロフトのような場所にも風を届けられます。

冷たい空気は床付近にたまりやすい傾向です。夏場はエアコンの風を上向きにすると部屋を効率よく冷やせます。さらにエアコンの真下にサーキュレーターや扇風機を設置して、エアコンの風と同じ方向に風を送りましょう。風にのってエアコンの冷気が向かい側の壁まで届き、壁沿いに床まで到達します。また、室内に熱気がこもっているときにサーキュレーターや扇風機を作動させると、素早く換気できます。

暖かい空気は天井付近にたまりやすい傾向です。冬場はエアコンの風を下向きにして、床付近まで暖気が届くように調整しましょう。加えてエアコンの向かい側の壁には、サーキュレーターや扇風機を設置します。天井付近に風を送ると、暖気の循環を促し効率よく部屋が暖まります。

2週間以内にできるエアコンの電気代節約術

少々手間はかかりますが、以下の手法でより効果的にエアコンの電気料金を節約できます。

  • フィルターと室外機のメンテナンスを行う
  • 省エネ性能の高いエアコンに買い換える
  • 遮熱効果の高いカーテンに買い換える

フィルターと室外機をメンテナンスすると、内部のゴミがなくなり冷暖房効率を高められます。エアコンが古ければ「省エネラベル」が貼られた省エネ性能の高いエアコンへ買い替えましょう。環境省が運営するサイト「しんきゅうさん」を使うと、購入前に節電効果や電気料金がどれほど節約できるかもわかります。また遮熱効果の高いカーテンもおすすめです。外部の熱や冷気を遠ざけ、室内の温度キープに努めましょう。

フィルターと室外機のメンテナンスを行う

エアコンのフィルターには定期的なメンテナンスが欠かせません。フィルターが汚れるとエアコンの吸排気性能が損なわれるためです。消費電力が高くなったり、最悪の場合故障したりする恐れもあります。

環境省のデータによると、フィルターを適したタイミングで掃除すると、冷房時で約4%、暖房時で約6%の消費電力を削減できると報告されています。またフィルターをメンテナンスする頻度は、2週間に1度が妥当とのことです。

室外機もメンテナンスが必要です。室外機周辺の風通しが悪ければ冷暖房効率が低下してしまいます。またインテリア目的で室外機カバーをかける際は、室外機とカバーの間にゴミがたまらないようにこまめに確認しましょう。

適切にフィルターと室外機をメンテナンスすると、節電以外にダニやカビ対策になります。節電しつつ健康に生活するために、こまめなメンテナンスが大切です。

※参考:家庭でできる節電アクション│環境省

省エネ性能の高いエアコンに買い換える

古いエアコンを使用している方は、エアコンを買い替えると大いに省エネ性能を向上させられます。エアコンの買い替えには数万円程度が必要です。出費が気になる方もいるかもしれませんが、長い目でみると節電効果が得られます。

省エネ性能の高いエアコンを選ぶ際は「省エネラベル」が目印になります。ラベルには年間で支払う電気料金の目安が記載されているため、参考にしましょう。また環境省が運営するサイト「しんきゅうさん」では、現在のエアコンを省エネ性能の高いエアコンに買い替えた際の、消費電力量や電気料金の削減効果がわかります。

エアコンを買い替える際は「部屋の広さ」にも注意しましょう。エアコンごとに適した部屋の容量は異なるためです。エアコンの性能に対して部屋が狭ければ、余計に電力を消費してしまいます。一方エアコンの性能に対して部屋が広すぎると、設定温度をキープするために消費電力量が増えます。

遮熱効果の高いカーテンに買い換える

遮熱効果の高いカーテンに買い替えて冷暖房効率を高めましょう。窓を構成するガラスやアルミサッシは、壁よりも遮熱性能がはるかに劣ります。何もしなければ冷暖房効率が低下してしまいます。

せっかく設定温度に達しても、外気温の影響を受けると室温が安定しません。自動運転モードを選んでも電気料金がかさみます。

遮熱効果の高いカーテンは厚手で丈の長いものがおすすめです。また薄手のカーテンとレースのカーテンの組み合わせでも、重ねて取り付けると空気の層ができ、遮熱効果が期待できます。カーテン以外でもブラインドを取りつける、断熱シートを貼る、内窓を取り付けるなどの方法でも、遮熱効果を得られます。

長時間の外出時にエアコンを切るときにはカーテンを閉めておきましょう。室温の変化を抑えられ、エアコン立ち上げ時の消費電力量を節約できます。

「TERASELでんき」への切り替えでエアコンの電気代はもっと安くなる!

エアコンの電気代を節約するなら、契約している電力会社も見直しましょう。電力会社ごとにさまざまなプランが用意されており、生活や家族に応じて電力会社を見直すと節約できる可能性があります。

特に電気の使用量が多いご家庭には、TERASELでんきの「超TERASELでんきプラン」がおすすめです。

お住まいの地域が供給エリア内であれば電気料金がお得になるチャンスです。供給エリア一覧をご確認のうえ、TERASELでんきへの契約変更を検討してみてはがでしょう。

参考URL一覧
https://enechange.jp/articles/air_conditioner-cleaning-summer
https://www.kansai.meti.go.jp/3-9kaihatsu/downloadfiles/2015kakisetudenmenyukatei.pdf
https://www.egmkt.co.jp/column/consumer/20210224_EG_001.html
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/setsuden/home/saving03.html
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/kaikae/kaden/
https://ondankataisaku.env.go.jp/shinkyusan/
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu-eisei10/
https://panasonic.jp/life/air/170025.html
https://looop-denki.com/low-v/denkinavi/acdehumidifier/
https://www.nojima.co.jp/support/koneta/51342/
https://j-net21.smrj.go.jp/development/energyeff/Q1260.html
https://dime.jp/genre/750000/
https://house.daikinproshop.jp/useful/life/1112_1.html
https://www.terasel.jp/lp/?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=brand&yclid=YSS.1001202091.EAIaIQobChMIze3ViNSe8wIVh9CWCh1GsAdJEAAYAiAAEgJetvD_BwE

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